一般的に6度以下の寒い日には、ダウンコートでの防寒対策がおすすめです。
しかし、ダウンコートは暖かさが抜群の反面、
- モコモコして着膨れする
- 太って見える
- カジュアルすぎて似合わない
- 野暮ったく見える
など、着膨れしてキレイに着こなせないことに抵抗もありますよね。
腕も胴もボンレスハムみたいで…
そこで、着ぶくれせず、大人上品にダウンアウターを着こなせる3つのポイントとおすすめブランドをご紹介します。
着ぶくれしないダウンコート選び3つのポイント
ステッチ部分が少ないものを選ぶ
ダウンコートの着ぶくれ感に抵抗があるなら、ステッチの少ないもの、ステッチの幅が広いものを選ぶのがおすすめです。
ステッチが細かく、中綿もたっぷり入ったダウンコートはやはり着太りして見えやすいです。
コートの全面に細かくステッチが入っているよりも、ステッチの幅が広く膨らみの少ないものを選ぶと、モコモコしてみえません。
異素材に切替えの部分使い
全身ダウンコートの着膨れが気になるなら、部分的に異素材を使っているコートもお勧めです。
全面ダウンの単調さに比べて、ダウンと異素材が切替えでミックスされることでデザイン性に目が行きますよね。
衿元がウール素材のダウンのコートも温かさとデザイン性の両方が叶います。
画像:楽天市場
切替え部分によってはカジュアルダウンした雰囲気になりますが、異素材が入ることで、着ぶくれ感を抑えることができます。
ウエストマークやAラインのダウンコート
ウエストマークやAラインなど、少しでもメリハリがつくと着ぶくれ感を抑えることができます。
ウエストマークできるものやAラインのダウンは、前後だけでなく横から見てもシルエットが綺麗ですよね。
画像:楽天市場より
ウエストマークすると余計に太って見える場合は、Aラインコートがおすすめです。
そして、背中は年齢が出やすいので、後ろ姿が綺麗に見えるものも結果として着ぶくれ感を抑えてくれます。
\背中リボンは取り外し可/
ダウンコートを着ぶくれしないで大人上品に着こなす3つのポイント
着ぶくれしないダウンコート選びの他にも、着こなしの注意点があります。
どれも着痩せしてすっきりと見えるポイントなので、参考にしてみてくださいね。
インナーは重ね着をせず、カラーも使いすぎない
ダウンコートを着る日のトップスは着込みすぎず、セーターやニットトップス1枚だけをすっきりと着るのがおすすめです。
ダウンコートはどうしてもボリュームがあるため、着るだけでモコモコとしがちですよね。
けれど、沢山着込まなくてもダウンコートだけで暖かいのも事実。
トップスはシンプルに1枚だけ着るとすっきりして見えます。
そして、白やアイボリー、オールブラックなどインナーをワンカラーにすると縦ラインが強調されて着ぶくれ感を防げます。
使う色の数を抑えるとこういったデザインも映えますね
足下はすっきりと
ダウンコートはどうしてもボリュームが出やすい分、足下はすっきりとするのがおすすめです。
具体的には、
- スキニーなど細身のパンツをはく
- タイトスカートなど広がらないアイテムを選ぶ
- ヒールをはく
- 足首をだす
など。
少しゆったりとしたボトムスをはくときは、足首をだすとすっきりとして見えます。
ボリューミーなダウンこそ、ボトムスはすっきりと細身に、ヒールをはくのがおすすめです。
縦長シルエットを意識する
ショート丈×ロングスカート
ショート丈のダウンコートを着る時は、上半身にボリュームがでやすいため、ボトムスはロング丈のスカートで縦長のシルエットを作ると着痩せして見えます。
おすすめは、中途半端な丈ではなく、足首くらいまでのロング丈です。
スカートなら中にタイツを仕込むこともできるので、バランスをとりながら防寒対策にもなります。
ロング丈×ヒール
ロング丈のダウンコートはすでに縦長ラインなので、暖かいのに着痩せして見えます。
注意したいのは、身長と丈のバランスです。
ロング丈のダウンコートは既に縦シルエットではあるものの、面積が多い分圧迫感が出がち。
ヒールを履いてバランスをとるとよりすっきりとして見えます。
着ぶくれしないダウンコートはハイブランド?プチプラ?
ダウンコートはダウン専業のアパレルブランドがあるほど、奥の深いアイテムです。
1万円程度で購入出来るものから数十万円するものまで、価格も様々ですよね。
暖かさ、軽さ、防水性など、商品の特徴と価格には全て理由があるので、用途に合ったものを選ぶのがおすすめです。
普遍的なデザインの多い高級ダウンは暖かさだけでなく、着ぶくれ感を研究した美シルエットのダウンももちろん開発しています。
そして、ダウンコートは〝ダウン〟と〝フェザー〟がなんとなく含まれていれば良いわけではなく、実は割合によって軽さや価格の違いに影響します。
- ダウンは鳥の肌着のような役割をしている毛で羽軸がなくふわふわ
- フェザーは羽軸のある鳥の毛
一般的にダウンの割合が多い方が軽く、フェザーは型崩れ防止のために配合されます。
軽くて温かい黄金比が9:1といわれており、高級ダウンと呼ばれるものの多くはこの割合になっています。
(フェザー20%~40%が一般的)
お値段や機能性を比較してお買い物する時には、一つの指標として参考にしてみてくださいね。
一方で、トレンド感満載のプチプラブランドも形の綺麗さは侮れません。
トレンド感や今っぽさを出したいなら、あえてプチプラブランドを選ぶのも1つの手です。
比較的お手頃価格で手に入るダウンコートは、中綿がポリエステルなど化学繊維だったり、重さも気になることがあります。
ただ、ダウンは急な雨などで水に濡れると吸水してしまい、乾きにくいというデメリットがあるため、表面に撥水加工がしてあるのものや、あえての化学繊維ダウンの方が使い勝手が良い場合もあります。
それぞれの特徴を知った上で予算に合ったものを選びましょう。
次に暖かさの根拠があり、形の綺麗なブランドをまとめました。
着ぶくれしないおすすめダウンコート 大人上品ブランドはこれ
着ぶくれしないためには、中に着込まなくても暖かい、ダウンコートを選ぶのが鉄則です。
ダウンとフェザーの割合が9:1で、軽いのに暖かいダウンブランドをリストアップしてみました。
HERNO(ヘルノ) ウール切替えダウンコート
ダウンコートの着ぶくれが気になるなら、ヘルノのウール切り替えダウンがオススメです。
全面ステッチのダウンよりも着やすいですよ
どんなボディラインもキレイに包み込むAラインに、異素材の切り替えデザインは細見えが叶います。
画像:楽天市場
HERNO(ヘルノ)は、1948年にイタリアで誕生したアウターウェアのブランドで、ブランドのインスピレーションは全て〝水〟から始まっています。
機能第一の高機能レインコートから始まったブランドなので、寒さや湿気からしっかりと身を守る実用性と、イタリアの優れたデザイン性のあるブランドです。
楽天市場より
楽天市場より
楽天市場より
ブランドのコンセプトや特徴、イメージや価格帯、サイズ感の口コミなど更に詳しくこちらにまとめました。↓
HERNO(ヘルノ) 内側がダウン素材
また、HERNO(ヘルノ)は一見ダウンコートには見えないタイプのコートも。
表がダウンではなく、ライナー(内側)にダウンを使ったコートもダウンの温かさを享受しながら着ぶくれを防ぐことができます。
\パッカブル中綿フーデットコート/
ライナーがダウンになったフードつきのコートで、後身頃裏面のポケットにコートが収納できるパッカブルの仕様になっています。
※ライナーとは、着脱可能な裏地のことで、コートやジャケットなどについており、防寒性を高めてくれます。
表がダウンでないのと、ダウン綿に細かなキルトステッチを施すことで、着ぶくれを防ぎすっきりとしたシルエットに。
カジュアルやスポーティなアイテムでもHERNO(ヘルノ)なら大人上品な雰囲気をまとえます。
画像:楽天市場
CANADA GOOSE(カナダグース) 日本人限定モデル
カナダグースは、1957年にカナダのトロントで誕生したブランドです。
世界中の寒冷地の映画撮影の公式/非公式ジャケットとして長年採用されてきた実績もあります。
そんな寒冷地発祥の高級ダウンには、日本人限定モデルがあります。
BRONTE PARKA(ブロンテパーカ/ジャパンフィット)は、日本人の体型にあうよう細身に作られているものの、中に着込んでも肩が動かしやすいように作られています。
画像:楽天市場
メンズダウンの名作、「JASPER」の意匠を引き継ぎ、メンズライクなカジュアルデザインに、パラシュートボタンが特徴的。
楽天市場より
楽天市場より
楽天市場より
\BRONTE PARKA(ブロンテパーカ/ジャパンフィット)/
TATRAS(タトラス)普遍的なデザインの美しさ
TATRAS(タトラス)は2006年にスタートしたイタリアのブランドです。
それまでほとんどなかった〝ファッショナブルなダウンジャケット〟を作ることで、着ぶくれすることなくキレイなラインのダウンジャケットを生み出してきました。
画像:楽天市場より
タトラスは長く使える普遍的なデザインで、一見分かりやすい特徴のないデザインでも、着てみると形が綺麗なものが多いんです。
お店の方にも迅速丁寧な対応に感謝しております。 楽天市場より
すっきりとしたラインでとても良かったです。
楽天市場よりヨーロッパ中のハイレベルな素材と洗練されたデザインの掛け合わせが上手く、機能的かつ美しいラインはさすがイタリアブランドです。
ダウンとフェザーの割合も、黄金比と言われる9:1。
ほぼダウン(9割)なので、軽いという特徴もあります。
お値段はしますが、デザインが普遍的で長く使えることを考えると寒い時期の頼れるアイテムとして自分に合うモノを探してみるのもおすすめですよ。
楽天では並行輸入品を購入することができます。
ブランドのコンセプトや特徴、イメージや価格帯、口コミなど更に詳しくこちらにまとめました。↓
\無料試着サービスあり!自宅で試着できます/
Moncler(モンクレール)黒が華やか
高級ダウンとして日本でも有名なフランスのモンクレールもオススメです。
モンクレールは1952年創業の歴史ある高級ダウンブランドです。
もともとフランスの山岳地帯で生まれたスポーツウェアブランドなので、温かさはレベルが違うと言われています。
一枚着れば中にたくさん着込む必要がないため、着ぶくれ感も抑えられます。
造りも若干タイトなので、中に着込むことを想定されてない温かさなのではないでしょうか。
中綿のダウンとフェザーの割合は、もちろん黄金比といわれる9:1。
ほぼダウン(9割)で暖かく、ブラックもどこか黒が華やかなのがモンクレールです。
画像:楽天市場より
高級ダウンですが、普遍的なデザインなので長く愛用することができ、一度手に入れてしまえば毎年悩む必要もありません。
ブランドの歴史や定番人気ダウン、口コミなどを知りたい方はこちらに目を通してみてくださいね。↓
DUVETICA(デュベティカ)のフィオングアラ
duvetica(デュベティカ)は、2002年創業イタリアのダウン専業のブランドです。
とにかくダウンジャケットというアイテムに対して並々ならぬ情熱を注ぎ続けたスペシャリストたちが立ち上げたブランドというだけあって、こだわりの素材を使っています。
DUVETICAのおすすめは、定番モデルのfionnguala(フィオングアラ)。
最上級ピュアグースダウン使用による繭に包まれるような優しい着心地が魅力のDUVETICAの人気定番モデルです。
ラップコートのように包み込むようなデザインに、着ぶくれ感を抑えたスタイリッシュなAラインですっきりと着られます。
ゴージャスなフォックスファーと、ミリタリーテイストも融合し、甘すぎないダウンコート。
ファーを付ければラグジュアリーな雰囲気に、ファーを取り外せばよりカジュアルな印象に、2WAYの着こなしも楽しめます。
DUVETICA(デュベティカ)のステッチ少なめ&切替え
DUVETICA(デュベティカ)の、切替えダウンコートも着ぶくれ感が抑えられるのでおすすめです。
特にボリュームの出やすい上半身にステッチがないため、着ぶくれ感に抵抗のある方には着やすいデザイン。
中綿はダウンとフェザーの割合も、黄金比と言われる9:1。
ほぼダウン(9割)なので軽く、温かさとデザイン性の両立が叶います。
ブランドイメージや価格帯、口コミなど詳しくはこちらにまとめました↓
着ぶくれしないダウンコートの選び方と着こなし、おすすめブランドまとめ
- ステッチが少ないものを選ぶ
- 異素材に切替えのあるダウンを選ぶ
- ウエストマークやAラインなどメリハリのあるものを選ぶ
- 中に着込みすぎない
- ダウンコートを開けたときにIラインができるよう、ワントーンコーデなど色を使いすぎない
- ショートダウン×ロングスカート、ロングダウン×ヒールなど縦ラインを意識する
HERNO(ヘルノ) ウール切り替えダウン
CANADA GOOSDE(カナダグース) 日本限定モデル
\BRONTE PARKA(ブロンテパーカ/ジャパンフィット)/
TATRASタトラス
MONCLERモンクレール
DUVETICA(デュベティカ)