会計ソフトを使えば本当に簡単に確定申告できるのだろうか?と思いつつも、
- 簿記の知識がなくても簡単に帳簿付けができる
- 初心者でも簡単に確定申告できる
と言う点に惹かれて、今年初めての確定申告(青)は会計ソフトのfreee を使いました。
初めての確定申告(青)を無事乗り越えられたのは間違いなく会計ソフトfreee のおかげ。
けれどやはり実際に使って確定申告をしてみたことで感じたデメリット(注意点)もあります。
この記事では、自分の失敗体験から注意点を3つまとめました。
超初心者ゆえの凡ミスもありますが、私のリアルなつまずきポイントを紹介します。
\デメリットはあれどなくては確定申告できない存在/
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会計ソフトfreee(フリー)のデメリット①口座との同期は慎重に
会計ソフトのfreee では、自分の銀行口座やクレジットカードのデータを取り込み、日々の収益を自動で仕分けしてくれる機能がついています。
確定申告は日々の帳簿付けがしっかりと出来ていればほぼできたも同然で、「一番大事な部分でありながら面倒…」というデメリットをカバーしてくれているんですね。
私も30日間のお試し期間で、自分の使っている銀行口座とクレジットカードのデータを早速取り込んでみました。
しかしながら、12ヶ月分データを取り込んで何かおかしいことに気づきます…
開業日が1月1日ならこれでよかったのですが、私が開業届をだしたのは10月…
〝年の途中で開業した場合〟に当てはまる私は、10月以降のデータを取り込まないといけません。(私の場合は10・11・12月の収益を報告すればよかった)
1月から9月までにかかった経費は全てまとめて『開業費』として登録、10月から日々の収益を登録しなおしました。
会計ソフトfreee の使い方ガイドは全体的な流れがわかりやすくのっていて説明がシンプル。(1月から12月の収益を登録してみましょう!など)
けれど、簡単な説明だけ読み自分の頭で考えずに指示通り進むとこんなことも起きてしまいます。
ソフトを使えば初心者でも確定申告できる!を盲信しすぎず、自分でも頭の中を整理してから使い始めることをお勧めします。
けれど、間違えたときに自分で気づかないといけないのは要覚悟!
(もちろんチャットサポートもあるよ)
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会計ソフトfreee(フリー)のデメリット②自動で経理を頼りすぎると自分での取引登録に手間取る
会計ソフトfreee を使う上で一番活用したいのが自動で経理じゃないでしょうか?
銀行口座やクレジットカードを同期すれば自動で勘定科目まで推測してくれるという便利な機能。
けれど、全ての収益を自動で経理できるわけではなく手入力する必要はでてきます。
そうすると、多少なりとも取引登録の知識が必要だということを感じました。
手入力する際に登録する項目は以下の通り
- 収入/支出を選択
- 決済の選択→未決済/完了
- 口座の選択→現金/プライベート資金など
- 発生日
- 勘定科目
- 金額
- 取引先
- 品目 部門 メモタグ
- 備考
もちろん、項目1つずつに『?』マークがついており、詳しい説明ページに飛ぶことはできます。
けれど、初心者ゆえに1つずつ説明を確認するのが意外と大変でした。
一度理解してしまえばどうってことありませんが、最初だけ自分でも勉強するつもりで説明をよく読むことをお勧めします!
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会計ソフトfreee(フリー)のデメリット③電子申告するにはマイナンバーカードが必須
会計ソフトfreee では電子申告に対応しているというのはフトを選ぶ決め手でもありました。(子どもが小さいので家から送信したい)
電子申告の方法は2通り。
- freeeから直接オンライン上で申告
- freeeで作成した確定申告書を国税庁のe-Taxソフトに組み込んで申告書を送信
けれど、どちらの場合もマイナンバーカードが必須です。
e-Taxでの電子申告は、マイナンバーカードをもっていなくてもID・パスワード方式(事前に税務署での取得が必要)で出来ると思っていた私は、②のやり方に挑戦しました。
マイナンバーカードの作成には1ヶ月ほどかかります。
マイナンバーカードを持っていなくても自宅から電子申告できるID・パスワード方式は税務署へ行けばその場で発行してもらえます。
国税庁のホームページからe-Taxソフトをダウンロードして(これがまた大変!)freee で作った申告書を組み込むところはできたものの、結局はマイナンバーカード(電子証明書)が要ることが判明…
国税庁に問い合わせてみると、ID・パスワード方式を使っての電子申告はe-Taxソフトではなく国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナー(e-Tax)からの利用でした。
※e-Taxソフトとe-Tax(確定申告書等作成コーナー)は別物
初めての青色確定申告をクリアできたのは間違いなく会計ソフトfreee のおかげなのですが、結局作成したものを見ながら国税庁のサイト(e-Tax)で申告書に数字を入力しました。
申告書自体はfreeeを使って出来ているので数字を入力するだけですが、freeeからの電子申告は結局マイナンバーカードあってこその便利機能なんですね。
\自動経理・仕分けの推測をしてくれる/
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会計ソフトfreee(フリー)のデメリットを考えても使いたい!
いくつか感じたデメリットをあげてみましたが、それでもやっぱりfreeeなしでは私の帳簿は完成しません。
デメリットと言ってもあまりに私が素人だからこそ失敗した点でもあります。
「確定申告しないといけないけれど、簿記の知識も経理の経験もない…税理士に頼むほどの規模でもない…」
という私のような会計初心者の方は、ぜひfreee の30日間無料お試し期間を利用してみるのがお勧めです。
一度慣れてしまえば手放せなくなること間違いなしです!
\デメリットはあれどなくては確定申告できない存在/
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