災いに遭遇してから痛感する非常時の備えの大切さ…
妊娠9ヶ月にして、突然の交通事故渋滞に巻き込まれ、3時間高速道路のトンネル内で足止めを食らうという経験をしました。
その時にめちゃくちゃ困ったのがトイレです。
調べてみると携帯用のミニトイレは100均でも買うことができ、今すぐにでも準備できる災害対策グッズということがわかりました。
早速ダイソーとセリアで購入したので、それぞれの特徴や違いをまとめておきます。
大人の1回の尿量は100円の商品一つで足りるの?
100均で簡易トイレが買えるといっても、「え、100円で事足りるの?大丈夫?」と不安に思った私。
実は…私、突然足止めを食らった3時間、妊娠中でトイレが近い&意識的にこまめに水分をとっているというのもあって限界がきてしまったんです…(悲惨…)
意を決して2歳児のオムツを借りてみたんですが、もちろん1枚では足りず大変でした。
2歳児の息子が使っているのはLサイズのおむつ、最大12時間すべすべ!って書いてありました。
でも2歳児が12時間する尿量と大人の量は違うに決まっています。
調べてみると、
大人の1回あたりの尿量は200から500mlが標準的。
ただし個人差ありで、男性よりも女性の方が多い傾向も。また、ストレスがかかっていたり、緊張状態が続いているなどの環境もおしっこの量に影響を与えると言われています。
と思い、最大500mlは対応しているものが欲しいと頭に入れて100均へ行ってみました。
ダイソーの簡易トイレは300㏄対応
まず、ダイソーの携帯用ミニトイレは1回使用分で300mlまで対応!
大人の1回の尿量200〜500mlの間をとった商品ですね。
トラベルグッズコーナーで発見しました。
簡易トイレというだけあって薄くて小さい!
車の中、カバンの中に常備しておいても邪魔にならないサイズ感です。
けれど実際に袋から出してみると、トイレとなる袋の大きさは縦23センチ、横13センチと意外にも大きめ。
袋は3つに折りたたんで入っているからコンパクトになっているだけで、トイレ自体は安心感がある大きさです。
ダイソーの簡易トイレ 使い方
商品の裏側にも説明がのっていますが、ぱっとみて直感的にわかりやすい作り。
ファスナーをあけたらすぐに使えます。
尿を素早く固めにおいも閉じ込めてくれます。
ダイソーの簡易トイレは大人・こども・男女兼用
ダイソーの簡易トイレは男女兼用、大人もこどもも兼用です。
個人的には大人とこどもが同じのを使えるってほんと?と思うので(大人が緊張時300で足りるとは思えない…)、我が家では子供用として常備。
オムツを卒業したばかりの子どもとのおでかけにもおすすめです。
セリアの簡易トイレは500㏄対応
セリアの簡易トイレは1回使用分で500mlまで対応!
大人用として用意するには500mlあると安心。
セリアでもトラベルグッズコーナーで発見しました。
セリアの簡易トイレは男性用・女性用と別
セリアの簡易トイレは男性用、女性用とあります。
違いは受け口となる開口部分の形だけ。
使い方はどちらも同じです。
コンパクトに収納されている袋を広げ、受け口となる開口部分を広げればOK。
吸水ポリマーが30秒以内にゼリー状に固めてくれます。
尿を入れる袋自体は黒色、さらに使用後に入れる袋(青色)がついています。
100均の簡易トイレはお出かけ用に、家では防災用を
100均の簡易トイレは手軽でかさばらずお出かけには便利なものの、まさに出先の緊急時用。
家で使う防災グッズとしては、まとめ買いしておくのが心強いです。
100均よりも安い!
GWの長旅、妊婦の長距離移動は要注意
今回の失敗で私が学んだことは以下の3つ。
- 災難は忘れた頃にやってくる
- ストレスがかかっていたり、緊張状態が続くと尿量は増えがち
- 大人の尿量は子どものオムツでは対応しきれない
特に妊娠中は胎児の重みで膀胱が押され、トイレは近くなりがち。
GWや連休で遠出したり帰省のために長旅となってしまう時は、簡易トイレの用意が必須です。
1つ100円で用意できるし、場所を取るものでもないので車の中に家族分、常備しておこうと心に決めました。
事故の渋滞中、男性陣は森のしげみにかくれて用をたすことができた人が数人いたようですが、女性はそんなことできませんよね。
そして、いざ車の中で簡易トイレを使おうとしても意外と身体が拒否してしまっておしっこがでてきません。