突然ですが、BPAという言葉、知っていますか??
私は初めて哺乳瓶を選ぶときにこの言葉を知りました。
哺乳瓶を選ぶと言っても、あまりの種類の多さに、何を基準に選んだら良いのか漠然としたことを覚えています。
生まれたての我が子が口にいれるもの、つまり哺乳瓶は安全安心なものを選びたいですよね。
この記事では私が使ったBPAフリーの哺乳瓶について、メリットやデメリットをまとめました。
これから出産準備、また哺乳瓶の選択に迷われている方に一経験談としてお役に立てれば幸いです。
哺乳瓶はBPAフリーの物がおすすめ
普段生活の中に溶け込んでいるプラスチック容器には、BPAというものが使われています。
BPAとは、Bisphenol A (ビスフェノールA) の略称で食品を入れる容器にも使用されています。
食品を入れる容器に使用されているのは主に『ポリカーボネート』というものです。
ポリカーボネートはBPA(BisphenolA,ビスフェノールA)という物質を原料に作られています。
BPAを原料にしたプラスチックは透明度が高く丈夫なのですが、近年そのBPAの健康に対する悪影響が指摘されています。
引用元:IN YOU
哺乳瓶はガラス製の物を買えばBPAは心配ありません。
けれど、やはり持ち運びにはプラスチック製のものが一本あると便利です。
ガラス製のものも含め、実際に私が使った哺乳瓶を紹介します。
ピジョン 母乳実感は新生児期に活用
写真①の哺乳瓶です。
生まれたての頃は病院で用意されたミルクと哺乳瓶で、哺乳瓶は産院で頂いたものをそのまま使いました。(プラスチック製ではなく瓶でした)
生まれたてはわずか20ミリを飲ませるだけですが、息子は飲みやすそうにごっくんごっくん飲んでました!
さすがピジョン!
この哺乳瓶だからよく飲めるのかな?と思えるほどスムーズでした。
ただ、ピジョンは二プルの種類も月齢ごとに細かく分かれており、私はどれが良いのか選びきれなかったので、ピジョンを使ったのは退院するまでと新生児期の間だけでした。
おすすめ哺乳瓶①ドクターベッタ哺乳瓶
写真②の形が独特な哺乳瓶です。
ドクターベッタ哺乳瓶はアメリカの小児科医考案の哺乳瓶です。
形が独特で、デザインも可愛いので出産前に購入しました。
また、BPAフリーであることもホームページにわかりやすくのっています。
Q:プラスチック素材には赤ちゃんへ影響を及ぼすビスフェノールAという物質が含まれると聞きましたが?
A:ドクターベッタ哺乳瓶では、現在、プラスチック素材に『ビスフェノールA』が含まれる『ポリカーボネート』という素材を使用しておりません。ビスフェノールAについては、日本ではこれまで、低用量であれば健康への問題はないとされる見解が示されてきましたが、生態系や乳幼児への影響について研究中とされていたことから弊社では少しでも不安の残るポリカーボネート素材の使用をとりやめております。
引用元:ベッタベビーストア よくある質問
ドクターベッタのお勧めポイント
- プラスチックだけれど煮沸消毒、薬液消毒、電子レンジ消毒とどれでもできる
- デザインが可愛く持ち歩きたくなる(GOOD DESIGN受賞)
- ママのおっぱいを飲む姿勢に近づくよう設計されており、上体をおこして飲ませやすい
- 空気を飲み込みにくい形のため、げっぷや履き戻しが軽減される
- キャップがついていて持ち運びに便利
- メモリが10mlからついており、飲み残してもどれだけ飲んだか把握しやすい
ドクターベッタのデメリット
- 形が独特なので洗いにくい、自然乾燥だと乾きにくい
- 形が独特なので粉ミルクが少し入れづらい
ドクターベッタは形が独特なところがおしゃれなのだけれど、洗ったりミルクを入れたりそいう動作においては少し使いにくい。
でも色遣いが可愛いなぁと個人的には思います。
赤ちゃんが飲む分には飲みやすい形なのだと思います。
おすすめ哺乳瓶②ビーンスターク哺乳びん 赤ちゃん思い 150ml
新生児期を終えて、産院での営業もあったことから、次に購入したのは、ビーンスタークの哺乳瓶(プラスチック製)でした。
写真③の哺乳瓶です。
新生児用のPIGEONはごくごく飲んでいたのに対して、ステップアップとしてこの哺乳瓶を使ったところ、吸う力が要るという説明通り簡単には飲めないのかゆっくり飲むようになりました。
基本的には母乳で育てたかったので、ちょっと飲みにくい(力が要る)哺乳瓶というのは心の中でしめしめと思いました。
あまりに飲みやすい哺乳瓶だと、母乳を嫌われてしまうと思ったので。
ビーンスタークのお勧めポイント
- 広口なので粉が入れやすく、洗いやすい
- ビスフェノールA(BPA)フリーで安心
- 母乳を飲むときと同じような筋肉の動きでミルクが飲めるためそしゃく力が育つ
- 新生児から卒乳まで二プルのサイズはひとつ(種類は1つだが、ニプルの先が割れたりするので買い替えは必要)
- GOOD DESIGN AWARD 2015年受賞
- キャップがついていて持ち運びに便利(ドクターベッタもですね)
ビーンスタークのデメリット
- 瓶に比べて冷めにくいので赤ちゃんが泣いているときは焦る
- 150mlと240mlの2種類あり、それぞれ一番下のメモリが40ml、30mlからなので生まれたての20mlから飲ませる時期には不便。
- 飲みきれなかったときに10mlからメモリがあるほうがどれくらい飲んだのかがわかりやすい。
- 乳首が潰れやすい?(空気が入りやすい)
持ち運びに便利なプラスチック製の哺乳瓶は外出先ではミルクを溶かすためのお湯と温度を調節するためのミネラルウォーターとで割って作るので、調整がうまくいけば冷めにくいというデメリットは感じないかもしれません。
私は病院で習った通り、70度ほどのお湯でミルクをつくり、その後哺乳瓶を冷水に入れて冷ましていたので冷めにくいというデメリットを感じました。
おすすめ哺乳瓶③ビーンスターク哺乳びん 赤ちゃん思い 240ml
私は家で使う分には頻繁な煮沸消毒にも強い瓶タイプを使っていました。
写真④の哺乳瓶です。
母乳と混合で育てていましたが、生後10か月頃には夜寝る前に200mlほど飲めるようになったので240mlまで作れるこちらのタイプを選びました。
ガラスタイプなのでBPAの心配もありません。
持ち運ぶわけでもないし、瓶だから煮沸消毒しやすいし、とくにデメリットは感じませんでした。
煮沸消毒には哺乳瓶ハサミがあると地味に便利。
洗う時は100均にも売っている細長いスポンジを使用すれば底までしっかり洗えます。
家では良く使ったガラスタイプ240ml、これを購入したときには容量の多さに息子の成長を感じました。
BPAフリーのおすすめ哺乳瓶【まとめ】
①新生児期は20ml程度から飲ませるのでメモリは10mlからあるほうが良い。
②新生児期でなくとも、飲み残した場合にどれだけ飲んだか10mlからメモリがあるほうがわかりやすい
③ミルクで育てる場合、プラスチック製、キャップ付きは持ち運びにも便利
④ガラスタイプの哺乳瓶は煮沸消毒しやすいので消毒液不要で経済的